「先生の話を聞けない」は、能力の問題ではなく経験の問題。家庭での関わりで変わります。
「指示を聞く力」が入試で見られる場面
小学校受験では、ペーパーテスト・行動観察・運動・制作のすべてで「指示を聞く力」が見られています。ペーパーテストの「先生の話を聞いて答える」問題、行動観察の「指示通りに動く」課題、制作の「手順を聞いて作る」課題 — いずれも「指示を最後まで聞けるか」が出発点です。
指示を聞けない原因は「聞く気がない」のではなく、「聞き方の習慣がない」ことがほとんどです。家庭での関わり方を少し変えるだけで、大きく改善できます。
家庭でできる3つの取り組み
取り組み1: 「1回で伝える」を徹底する。「お片づけしてね」と3回言う代わりに、子どもの目を見て1回だけ伝える。繰り返し言うと「何回も言ってくれるから、最初は聞かなくていい」と学習してしまいます。
取り組み2: 「2ステップの指示」から始める。「手を洗って、タオルで拭いてね」のように、2つの動作を一度に伝える練習。慣れてきたら3ステップに増やします。
取り組み3: 「お手伝いゲーム」にする。「タオルを3枚持ってきてね」「お皿を2人分並べてね」のように、数や量を含む指示を遊び感覚で出す。正確にできたら大いに褒めましょう。
指示を聞く力を育てる: ①1回で伝える習慣 ②2ステップの指示から始める ③お手伝いゲームで楽しく練習。「聞けない」のは能力の問題ではなく、経験の問題です。
- 子どもの目を見てから話し始める
- 短い文で伝える(長い文は聞き取れない)
- できたら具体的に褒める(「最後まで聞けたね」)
- テレビを消してから指示を出す
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